【お酒は危険!?】ビールはどれくらい飲むとはげるの?

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大人にとっては避けることができない飲み物。好きな人はこれなしではやっていけない飲み物。

そんなビールははげる原因になります。

 

これは本当です。
でも、飲むと必ず薄毛になるわけではありません。

 

お酒は、薄毛の原因になる悪い効果と、髪の毛や健康にとっていい効果の両方を持ちます。

 

今回はそんなお酒に関して、どうしてはげるのか髪にいい効果とは何かどれくらいなら大丈夫なのかということについて詳しく解説していきます。

これを読めばアルコールと薄毛の関係がすべて分かるようになっています

 

お酒(アルコール)が薄毛の原因になる理由

 

まずは悪い影響を与える部分から解説していきます。

お酒を飲みすぎると、主に次の3つのことで薄毛につながることがあります。

 

  1. 肝臓に悪い
  2. 髪に必要な栄養素が失われる
  3. DHTの増加

 

他にも様々な病気や体調不良の原因にもなるのですが、薄毛やAGAと関係があるものは主にこの3つです。

 

それでは一つずつ解説していきます。

 

肝臓に悪い

僕達人間は、眠っている間に健康な体が作られます。
ホルモンがはたらいたり、栄養素が全身に行き渡ったり。

髪の毛も当然眠っている間が最も成長できる時間です

 

お酒を飲むと、アルコールや毒素(アセトアルデヒド)の分解は肝臓で行われます。

そのため飲酒後は肝臓に血液や栄養素が集中します。

するとどうなるでしょうか?

 

肝臓に血液や栄養素が集められるため、睡眠中だというのに髪の毛が栄養不足になってしまいます

これでは健康な髪は作られません。

 

また、肝臓は健康維持のために様々はたらきをします。

健康な髪の毛を作るためには不可欠な臓器

飲みすぎによって肝臓に大きな負担をかけるのはよくありません。

 

お酒で寝つきが良くなる理由

 

ところで、お酒を飲むと寝つきがよくなるという話はよく聞きます。

確かにお酒を飲んだあとは眠くなるため、ぐっすり眠れそうな気がします

 

しかし、自分ではよく眠れると思っていても
実はその睡眠は質が悪く、体はぐっすりと眠れていないのです

 

お酒を飲んで眠りにつく際に、最初はデルタ波と呼ばれる深い眠りに関係する脳波が現れます。

しかし睡眠が後半になるとアルファ波と呼ばれる覚醒に関する脳波が混ざってきます。

 

このアルファ波によって深い睡眠が妨害されてしまい、眠りが浅くなったり、早朝に目覚めてしまうのです

 

つまり、お酒を飲むと確かに眠くなるが、それは質の悪い睡眠だということですね。

 

髪に必要な栄養素が失われる

 

お酒に含まれるアルコールを分解するとアセトアルデヒドという毒素が発生します。

 

これは体に残っていては危険なので、肝臓はこのアセトアルデヒドも分解するようはたらきかけます。(肝臓の役割はアルコール分解だけじゃない)

 

アルコールやアルデヒドの分解には多くの酸素や栄養素が必要になるため、髪に必要なものが不足してしまう可能性があります。

 

その栄養素というのは主にアミノ酸亜鉛ビタミンB群などです。

 

アミノ酸不足

 

まず、アミノ酸髪の主成分を作る材料として使われます

18種類のアミノ酸(グルタミン酸など様々)が合成されて、髪の主成分であるケラチンという物質が作られます。

 

特にアルコール・アルデヒドの分解に使われるアミノ酸はグルタミンアラニン、ロイシンなど。

これらを大量に消費してしまうと、材料不足でケラチンがうまく作られません

 

 

亜鉛不足

次に亜鉛アミノ酸をケラチンに合成するために使われます

亜鉛がないとうまく髪の毛が合成されないことから、薄毛に有効な栄養素としてかなり有名ですよね。

 

ビタミンB群不足

 

最後にビタミンB群細胞のはたらきを活発にさせたり、血流を改善したりと、他にも様々なはたらきをします。

 

ビタミンが健康な髪の毛に必要なことも有名です。

 

 

このように、髪の毛を作るのに必要だった栄養素がアルコールやアルデヒドの分解に使われてしまっては、当然丈夫な髪の毛は育ちません。

 

 

アセトアルデヒドによってDHTが増加する?

お酒が薄毛の原因になる3つめの理由はDHTが増加するということ。

 

DHTとは

DHT悪性の男性ホルモンで、AGAの原因

男性の薄毛のほとんどはAGAによるもの。
(詳しくはAGAの原因を正しく理解

 

 

 

お酒を飲んだ後に発生するアセトアルデヒドは、このDHTを増加させてしまうという噂があるのです。

ただ、調べてみてもこれに関する研究や論文が見つからなかったため、正直本当なのかどうかは分かりません。

 

ということで、その可能性もあるという認識でOKです。

(追記:飲酒が薄毛の原因になることを実感したでその理由について考察しています。)

 

 

さて、以上がお酒が薄毛の原因になる理由です。

 

しかし一方で、お酒は適量ならば健康に良いとする意見がたくさんあります。

これは髪の毛にとっても同じで、お酒が髪の毛の成長に効果的な部分もあるんです。

 

お酒が持つ育毛効果(良い部分)

 

夕飯を食べながら一杯やる程度ならばむしろ健康に良く、推奨されることもあります。

 

これは酒好きには朗報ですね!

 

お酒は植物が原料となっていることを考えると、確かに健康には良さそうです。

特に良い効果があるとされるお酒を中心に解説していきます。

 

ビールがハゲ予防に?

 

ビールは水と麦芽、ホップなどを原料にしたお酒です。

最もなじみのあるお酒かなと思いますが、これがかなり健康に良いんです。

 

ビールを作る際に、ビール酵母という微生物が使用されます。

これによっておいしいビールが生まれるわけですが、このビール酵母には様々な栄養素が含まれています

 

ミネラルアミノ酸など、そして特にビタミンB群(1、2、6、12など)が多く含まれています。

 

 

ホップによる育毛効果

ホップの葉、育毛効果があるといわれている

 

ビールの苦味を出す成分ホップについてです。(↑はホップの葉)

 

ホップは薬用ハーブとしても使われていて、ストレス解消などのリラックス効果や・血流改善効果があります。

 

他にもホップにはイソフムロンというポリフェノールが含まれています。

 

ポリフェノールとは

植物が持つ防御機能のようなもの。

人間の体の中でも抗酸化作用を持つ(細胞が傷ついたり老化してしまうのを防ぐ作用)。

これによって髪の毛を作る毛母細胞や毛乳頭細胞が健康に保たれる

 

 

ワインはポリフェノールがすごい

 

健康に良いお酒と言えばこれ
とよく言われるのがこのワインです。

 

ワインの健康効果に代表されるものがポリフェノールです。

基本的にお酒は植物から作られるので、ポリフェノールは含まれていることが多いです。

 

ポリフェノールにも様々な種類がありますが、赤ワインにはアントシアニン、リスベラトロール、タンニンなどが含まれています。

 

造り方の違いから、白よりも赤ワインの方がポリフェノールが多く含まれ、緑茶の6倍にもなるそうです。

 

日本酒は髪に大切なアミノ酸が豊富

 

日本酒は主に米と水から作られる醸造酒です。

日本酒にはビタミンB群アミノ酸などが含まれます。

特にアミノ酸は他のお酒の何倍もの量があるようです。

 

 

日本酒はアルコール発酵させる作業の中で、麹(こうじ)というものを使います。↑これ。

(麹とは微生物を繁殖させたもの)

 

その麹の中にはコウジ酸という物質が含まれ、ポリフェノールと同じ抗酸化作用を持ちます。

 

その健康効果が最近話題を呼び、化粧品などにもよく使われているみたいです。

 

麹にはアデノシンが含まれる

 

麹にはアデノシンと言う物質が含まれていることが研究で明らかになっています。

 

アデノシンの育毛効果として、FGF-7という物質を産生するということが報告されています。

このFGF-7は細胞の増殖・分化に関わる物質で、髪の毛の成長期を延長さてくれるはたらきがあります

 

アデノシンは、発毛に関してはかなり注目されている物質です。

 

 

以上がお酒の主な育毛効果です。
当然他にも健康に良い作用があります。

 

しかし先にも書きましたが、お酒には薄毛につながる要素もあります。

適量を守って飲めるといいですね。

 

ところで適量適量っていろんな人が言うけど

どれくらいが適量なんだ?と思った方、安心してください。

 

どれくらいなら飲んでも大丈夫かを具体的に解説していきます。

 

ビールはどれくらいなら飲んでも大丈夫?(具体例)

 

お酒をうまく飲むためには「適切な量」「適切なペース」で飲むことが大切になります。

これらにはしっかりした基準というか、目安があります。

 

順番に解説していきます。

 

アルコール量

 

お酒は一般的に、約20g程度のアルコールが適量だと言われています。

20度ではありません。20gです。

アルコール量は次の計算式で求めることができます。

 

お酒の量(ml) × 度数 × 0.8(比重)= アルコール量(g)

 

例えば、
アルコール度数5%のビールを100ml飲んだ場合

 

100 × 0.05 × 0.8 = 4

 

アルコール量は4gとなります。

 

つまりアルコール度数5%のビールは、500mlでアルコール量が適量に達するということですね。

 

なぜ0.8をかけるのか?

アルコールは体積(ml)と重さ(g)の数値が異なります。

体積は10mlだけど重さは8g というように一定の差が出てきます。

このように正しい重さを出すためにはmlをgに変換、つまり0.8をかける必要が出てきます。

(まあ正直そこまで大した差が出るわけではないし、そのまま計算した方が楽なのでそんなに気にすることはないかもしれません。)

 

 

この正しい計算方法で、いろいろなパターンの適度な飲み方を計算してみました。

(計算式も参考程度に書いています。)

 

お酒(%) お酒の量 アルコール量(g) 計算式
ビール(5%) 700ml
(2缶分)
28g 520×0.05×0.8
=20.8
日本酒(15%) 180ml
(1合分)
22g 180×0.15×0.8
=21.6
ワイン(12%) 240ml
(ボトル1/3本)
23g 240×0.12×0.8
=23.04
チューハイや
ハイボールなど
(8%)
350ml
(1缶)
 22g  350×0.08×0.8
=22.4
ビール
+
日本酒
350ml(1缶)
+
90ml(0.5合)
 25g  350×0.05×0.8
+ 90×0.15×0.8
=24.8
ビール

ワイン
350ml(1缶)
+
120ml
(グラス1杯)
25g 350×0.05×0.8
+ 120×0.12×0.8
=25.52
ビール

ハイボール
350ml(1缶)
+
170ml(0.5缶)
25g

 

350×0.05×0.8
+ 170×0.08×0.8
=24.88
23g

 

これぐらいの量を飲むと健康的で、育毛効果も得られる可能性が高いと言えます。

 

 

お酒を飲むペース

 

一気のみが危険だということは多くの方が知っていると思いますが、それはなぜでしょうか?

答えは、「一気にアルコールが体内に入ってくると、その分解が間に合わないから」です。

 

一般的に、体重60kgの成人男性のアルコール処理能力は1時間に6~7g程度だと言われています。

 

この計算は次の式で求められます。

 

体重(kg) × 0.1 = 1時間に分解できるアルコール量(g)

 

なので、適量約20gのアルコールを飲んだ時に分解しきるまでの時間は約3時間ということになります。

適量を飲むにしても、短時間で飲むと肝臓など体に負担がかかってしまうので気を付けましょう。

 

そういえばさっきお酒の悪い部分で、

「寝ている間も肝臓ははたらいている(分解作業をしている)から質の良い睡眠ができない」と書きましたが、それを回避するためにはどうしたらいいでしょうか?

 

答えは、「寝る3時間以上前に酒を飲み終える」です。

 

適量約20gを飲んだ時に肝臓がはたらき終えるのが約3時間後です。

なので飲み終えてから3時間空けて寝るようにすれば問題ありません

 

0時に寝る場合、21時には飲み終えていれば大丈夫です。

夕飯の時間にもよりますが、これなら結構大丈夫そうですね。

 

そこまで考えすぎる必要もない

 

とまあいろいろ計算して考えてきましたが、そこまで深く考えすぎる必要もないと思います。

お酒は楽しんでなんぼの飲み物ですし。

 

飲み方を間違えたからと言って直ちに抜け毛が増えるわけでもありません。

ただ、長期的に適量を超えて飲んだり、正しいペースで飲まなかったりということを続けると薄毛の原因になってしまうので注意が必要です。

 

たまに飲み会でたくさん飲む分にはいいと思いますが、毎晩家で飲むお酒などは適量を少し意識してみてください。

(ダイエットとかでも、たまにはたくさん食べてもOKとされていますよね)

 

お酒に発毛効果はない

 

最後に、発毛効果についてです。

基本的にお酒に発毛効果はありません

体にいい成分は入っているし、健康的な髪を作ための補助にはなります。

 

髪を生やすためにお酒を飲むのはさすがにそこまで期待できませんよ。

お酒で髪が生える!みたいなことをよくネットで言われていますが、そんな甘くないし、もっと効果的な方法があります。

 

禁酒の薄毛改善も期待できない

 

普段から飲みすぎている人は少し控えたほうがいいです。

これは間違いないですが、やっぱり禁酒による発毛も期待はできません。

 

禁酒して薄毛が治ったり髪が生えたりというのは、そもそも飲みすぎが原因で髪が抜けている場合のみ有効です。

 

基本的に男性の薄毛はAGAによるものなので、禁酒による改善効果はあまりありません。

AGAとは?原因は?という方はこちらで詳しく解説しているので読んでみてください!AGAの原因を正しく理解

 

 

まとめ

 

ビールはどれくらい飲むとはげるの?ということでしたが、結論。

適量500mlを大きく超えて飲む日々を続けるとハゲる

 

それではお酒と薄毛の関係についてまとめです。

 

  • 飲みすぎは髪に必要な栄養素が失われたり、DHTが増加する恐れがある
  • 適量とはアルコール量20g(ビール500ml分)
  • アルコール処理能力はだいたい1時間に6~7g程度
  • 上の表を参考に、ストレスにならない程度に気を使ってお酒を楽しむべし

 

となります。

お酒が髪に悪い影響を与えるかどうかは飲み方次第です。

 

飲みすぎもよくないし、我慢しすぎ気にしすぎもよくない。

お酒は楽しくおいしく飲むものですから。

 

お酒の効果や飲み方を頭に入れたうえで楽しいお酒ライフを過ごしましょう!

 

真の薄毛の原因AGAについても読んでみてください!

 

 

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