

あなたはこの先輩のようなハゲ自虐ネタをやってませんか?
自分が薄毛を気にしていないということをアピールする(自己防衛)ためにこういう振る舞いをしたくなる気持ちはすごく分かります。
でも、↑これに近いことをやっているとしたら、かなり面倒くさがられている可能性があります。
自虐ネタで本当の笑いを取るのは難しいですし、下手したらだだ滑り。
相手からしたら「反応に困る・・・。寒い・・・。」となってしまいかねないので、本当に注意が必要です。
今回はそんなハゲの自虐ネタの正しいやり方を解説していきます。
この記事で分かることは次の2つ。
- 「反応に困る・・・。」を避けるための絶対に必要な条件2つ
- 面白い言い回しのヒントが得られる例文
同じハゲネタでもウケる人と全く笑いをとれない人がいます。
この両者の違いは何だろう?と思っていたのですが、2018年のM-1グランプリを観ていてその違いに気付いてしまったような気がしています。
ぜひ参考にしてみてください。
目次
薄毛の自虐ネタは絶対に独りよがりになってはいけない※嫌われます
まず最初に確認しておかなければいけないのが、「あなたの自虐ネタは独りよがりになっていませんか?」ということです。
自虐ネタって言う側は気軽に言ってるかもしれないし、ハゲを気にしていないというアピール(自己防衛)にもなるので言いたくなるのはすごくよく分かります。
でもそれって相手からしたらどうなの?ってことを必ず考えるようにしましょう。
例えば、ハゲの自虐ネタを言われた人はこんな気持ちになることがあります。
私の上司は、人柄もいいし、仕事上必要な専門知識も深く、部下のことを何かと助けてくれる人ですが、はげてます。
で、本人はその場の雰囲気を和らげようと思う時などによく、自分の「はげ」に引っ掛けたネタを持ち出してくるのです。
例「おはようございます。いい天気ですね。ブラインド閉めましょうか。」
「おー、そうだね。でも閉めてもまだおれの頭がまぶしいだろ?」
「・・・・。(苦笑)そんなことないですよー。・・・。」
対等な立場の人なら、遠慮なくつっこめるのですが、上司となると・・・。いい人だから傷つけたくないし。
皆さんは、こんな時どうしてますか?思いやりとエスプリの効いた対応例を教えてほしいです。お願いします。

これに対する回答の一部↓
そのような冗談に、まさか「アッハハハ!まったくそうですねぇ~!」と返すわけにはいきませんよね。 (^^;)
かと言って、ご質問のようにエスプリを効かせると言っても、それは多少なりとも、はげているということを認める発言になっちゃいますから難しいですよね。一応上司なわけですし。
『本当に楽しませたい』場合と『そんなことないですよといって欲しい』場合がありますよね。本人の意思を汲み取るのは難しいでしょうが、それなくしてリアクションは取りにくいでしょう。
これはほんの一部ですが、ハゲの自虐ネタを言われたときの返し方で本当に困っているという声がかなり多くあります。
ぶっちゃけ僕も上司や先輩からこんなことを言われたら困ると思います。

これに関しては、僕なりに2つの答えがあります。
自虐ネタを絶対にやめておいたほうがいい場合(ウケる人と滑る人の違い)
ハゲの自虐ネタがウケる場合(独りよがりにならない場合)は次の2つがあるときです。
- 相手がツッコミを入れてくれる
- 自虐ネタを求められている
この2つの両方が欠けている場合は自虐ネタはやるべきじゃありません。
例えばさっき紹介したような上司と部下の関係だと、部下は上司にツッコミを入れにくいです。(仲がいい場合は別かもしれないけど)
2人の関係性だけではなくて、ツッコミをしてくれるキャラとそうでないキャラがいるので、そういうのをよく考えたうえで自虐ネタをするようにしましょう。
「自虐ネタを求められている」というのは、自分が薄毛だということをみんなが受け入れてくれていて、それがネタになっている状態。
この場合は別にツッコミがなくてもウケると思います。
自虐ではあるけど、内輪ネタみたいになってるわけですから。
ちなみに漫才とかで自虐ネタがウケることが多いのは、この条件2つをどっちとも満たしているからです。
①相方がツッコミを入れてくれるし、②客はネタを見に来ている。
でも、お笑いでも一人でやる自虐ネタはあまりウケないこともあります。
人間って、みんなが笑っていると笑う生き物だから、自分意外にそのネタを楽しんでくれる人(ツッコミを含め)がいる状況でやるのがベストです。
逆にそうでない場合は絶対にやらないほうがいいですね。
独りよがりの寒いギャグになってしまいかねないので・・・。
【例】参考にしたいハゲジョーク
僕がおもしろいなと思ったネタを少し紹介します。
何かヒントをつかめればいいかなと。
まずはさっきも紹介したギャロップというコンビのネタ(2018年のM-1でやったやつ)です。




※↑のは消されちゃったのでお見せできません・・・。
あとは、ハゲの自虐ネタといえばソフトバンクの社長・孫正義さんが有名です。
名前が良くないので、我家では娘達が子供の頃からそのアイスは、ダッツと呼ばせている。 RT @higashitiji: ハーゲンダッツです。RT @bj_sixman: 失礼ですけど、ハゲダッツって事ですか?
— 孫正義 (@masason) 2010年3月14日
この人は完全にハゲネタを求められている人ですね。
だから自虐ネタでもウケます。
しかもこの人の場合は適当なダジャレではなくて、結構インテリっぽいネタが多く流石といったところです。

ちょっと少ないんですが、参考になるのは以上ですね。
ここまでべらべら解説してきて言うのもなんですが、ぶっちゃけハゲの自虐ネタはあまりやらないほうがいいと思います。(笑)

自虐ネタは「笑い」よりも「楽しい」を作り出せ
ギャグでウケを狙いたいという気持ちはすごくよく分かりますが、僕は必ずしも笑いが起こる必要はないと思っています。
特に自虐ネタの場合は「楽しい雰囲気」が作れれば大成功ですよ。
「笑える人」というよりも、「楽しい人」という印象を与えた方がグッと魅力が伝わりやすくなると思います。

オマケ:自分が寒い自虐ネタを聞く側だった時の対処法
もしできるのなら「僕もです」とか「分かります」と返せばハゲを励まし合う仲間ができるかもしれませんね。

他にも、良い回答があったので紹介しておきます。
「俺ははげだから…」
「私の無駄毛をわけてあげたい…」私の無駄毛処理事情を知っている故にこれでお互い自虐してます。
引用元:発言小町
余計なことは言わず、最低限の反応で済ませる場合はこちらの回答がほぼ正解に近いかな。
私なら、何も言わずにその上司を1秒間見つめて、軽く微笑むだけにします。
気のきいたことを言おうとすると、墓穴を掘る可能性がありますので。
特に、その人のハゲについて意見やコメント(「そんなことない」とか「その程度大丈夫」とか、肯定・否定を問わず)を発するのはあまりお勧めしません。もし上司にハゲネタをやめてほしいんだったら、はっきり、しかし、やんわり「そのネタ、困るんですけど(微笑)」と言ってみるのも手ですが。
あるいは、相手次第ですが、「もっと突っ込んでほしいですか?(微笑)」とか。
そんなに激しいツッコミとかはいらないので、微笑でやり過ごすのが無難ですね。

まとめ
まとめです。
- 薄毛の自虐ネタは基本はやらないほうがいい
- やりたい場合は「相手がつっこめるか」「求められているか」を考えるべき
- 中途半端なありふれたネタはやめた方がいい
- 「笑える」より「楽しい」を目指せ!
ハゲの自虐ネタをやりたい人って『自分がハゲていることを可哀そうだと思われないための自己防衛』としてやりたいという人が多いと思います。
確かにコンプレックスを気にせず自信をもって生きている男性は同性の目から見てもかっこいいしモテます。
なので笑いを取りたいという人は、「このネタを聞いた相手はどういう気持ちになるんだろう?」という視点を常に持って会話ができるといいですね。
そうすれば少なくとも「反応に困る・・・。」というのは避けられるので。
また、ハゲが自信をつける方法はなにも自虐ネタだけではありませんよ。
こちらでも解説しているので、よかったら参考にしてみてください。
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以上、あんまり参考にならなかったかもしれないけど、最後までありがとうございました。(^^ゞ
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