
という方の悩みに答えていきます。
僕自身も全く同じことを悩んでAGA治療が遅れてしまいました。(というか少し間違った治療をしてしまった。)
なので気持ちはとてもよく分かります。
が、基本的にリバウンドは気にする必要はありません。
やめたいならやめても全然大丈夫です。
今回は、薬を中止したらどうなるのか?ということを僕の体験談を踏まえた解説をしていきます。
この記事で分かることは次の3つ。
- 僕がプロペシアを中止したときの体験談
- リバウンドの正体
- 将来的にプロペシアをやめる可能性が高い人はどうすればいいのか
僕はAGA治療歴は2年。プロペシアを一時中断したこともあるので、信憑性の高い情報を伝えられると思います。
治療を迷っている方はぜひ参考にしてみてください!
目次
プロペシアを3カ月くらい中止したときの体験談
まず、僕がプロペシアを中断したときおの体験談について話していきます。
僕は以前、注射治療をメインとする病院でプロペシア+ミノキシジルを併用して飲んでいました。

で、そこで治療をして効果が出始め、8カ月くらいたったある日治療薬を中止してみたんです。
効果が出ているからプロペシアはとりあえずやめて注射だけでやってみようかなと。
やめてから最初の2~4週間はいつもと変わらずに過ごしましたが、1カ月経つか経たないかというところで、抜け毛が増えてきたのを覚えています。
その後も一向に抜け毛が治まらず、結局その状態で3カ月くらい生活していました。

そうしているうちに、やっぱり注射だけじゃ無理だということに気付き、プロペシア+ミノキシジルを再開しました。
すると驚いたことに初期脱毛が起こり、その後に抜け毛の量は減っていったんですよね。
プロペシアが再び効き出したということです。
で、プロペシアをやめていた3カ月間でどれくらいリバウンドしたのか?ということなんですが、これは治療を始める前と同じくらいの抜け毛でした。
だからそんなに急激に抜けたとか、加速して一気にハゲたとかいうことはなく。
つまり、僕の経験上は『リバウンドではなく元に戻った』となります。
あと、やっぱり中止して1週間とかで変化はありません。
ヘアサイクルというものもあるので、中止後だいたい1カ月くらいで抜け毛が増えるのかなと思っています。
プロペシア中止でリバウンド(悪化)する理由
冒頭でも言いましたが、リバウンドは気にする必要はありません。
僕の経験からも言えるし、プロペシアの原理を考えても分かります。
プロペシアを飲むことによって抜け毛が減る理由は、抜け毛の原因であるDHT(悪玉男性ホルモン)が抑制されるからです。
で、プロペシアを中止するということは体内のDHT量が元に戻るということ。
だから抜け毛量も元に戻ります。
それ以上にドバーっと増えるわけではありません。
悪化というより本来の状態に戻るだけ
実は、プロペシアを使用中でもAGAは進行しています。
薬で押さえつけているから目立たないだけで、本来の病気自体は進んでいる。
だから途中で薬をやめると、「AGAが進んだ先の状態になってしまう」というのがリバウンドの正体です。
例えば25歳の人がプロペシアを5年間飲み、35歳でやめたとします。
すると、10年間薬で押さえつけていた髪が抜け落ちていき、本来の35歳の毛髪量まで戻ってしまいます。
だから、その時に抜ける大量の毛を見て以前よりも抜け毛が増えている(リバウンドしている)と錯覚します。
でもそれはリバウンドによる加速ではなくて、加齢による加速です。
逆に僕のように3カ月間だけ中止したというような場合は、加齢や生活の変化による影響をほとんど受けないので加速がなかったと感じたわけです。
だからリバウンドというよりも、「本来の状態に戻った」というだけです。
『プロペシアを飲んでいない状態の35歳』と『プロペシアを飲み、やめた状態の35歳』では抜け毛の量に変化はない。
ただし、後者のほうが抜け毛が多く感じるのは当然ですよね。

これらのことを踏まえると「リバウンドは気にする必要は全くない。やめたいならやめてもOK」というのが僕の体験と科学的なメカニズムに基づいた結論です。
リバウンドが必要以上に騒がれる真の理由は育毛剤を売るため
リバウンドが起こると言われている理由の一つは今解説した『錯覚』です。
あともう一つ。必要以上に恐怖を煽られている明確な理由があります。
それは育毛剤を売るため。
完全にこれです。
プロペシア等のAGA治療薬を目の敵のようにしているサイトは必ず確認してみてください。
売る商品はいろいろあれど、必ずこの流れになっていますから。(育毛剤・シャンプー・注射治療など)
ネットで情報を調べていると、「プロペシアを飲め派」と「プロペシアは危険派」に分かれていたり、真逆の意見があったりで何を信じればいいのかわからなくなっちゃいますよね。
僕も治療初心者のときにはそうでした。
でもこうしてブロガーになって業界のことに詳しくなると分かることがあって。
そういったサイトの主張の裏には何か意図があることが多いです。
ちなみに僕はプロペシアおすすめ派です。

リバウンドの影響をなるべく受けないようにする対策
とはいえ、AGA治療は長く続けたほうがいいのは間違いないです。
「諸事情があってやめるのは大丈夫だけど、しっかり生やしたいなら続けなきゃ無理」というかんじ。
そこでリバウンド対策を考えてみました。
まず、プロペシアをやめる理由ってたぶん次の2つがほとんどなんですよね。
- 経済的に続けるのがきつい
- 副作用が出てしまった
現状、できる対策はこれだけです↓
- 費用:個人輸入をする
- 副作用:ミノキシジルとノコギリヤシで治療する
1:個人輸入をすることで費用はかなり抑えられる
まず、個人輸入というのは海外のジェネリック品を購入するというもの。
成分(効果)が全く同じ薬が、1/10以下の価格で買えたりします。(プロペシアジェネリックだと月に1,000円もかからない)
詳しくはこちらで解説。
⇒準備中
なので費用がきついという方は個人輸入をやると経済的・精神的負担がかなり楽になります。

2:ミノキシジルとノコギリヤシで治療する
ノコギリヤシというのはフィナステリド(プロペシアの主成分)と同じはたらきを持つ成分です。
副作用がほとんどないという特徴を持っているので、プロペシアの副作用がきつくてやめたいという方におすすめです。
ただし、ノコギリヤシの場合は効果がかなり落ちるので、ミノキシジルでしっかり補っていく必要があります。
詳しくはこちら⇒【代替案】プロペシアやめてミノキシジルだけで治療する方におすすめの方法を紹介。
-
-
【代替案】プロペシアやめてミノキシジルだけで治療する方におすすめの方法を紹介。
プロペシアをやめてミノキシジルだけで治療したい人に、発毛確率を最も上げられる方法を解説。フィナステリドの代わりに「高濃度ノコギリヤシ+ミノタブ+高濃度塗りミノ」を使った方法です。フィナステリドの副作用がきついときの対処法もあり。
続きを見る
あとはプロペシアを頻度を下げて飲むというのもいいかもしれないですね。
2日に1回とか。
育毛剤は間違った対策
これ以外に有効な方法はおそらくないです。少なくと僕には思いつきません。
よくある対策で、「プロペシアの代わりに育毛剤を使おう」というのがありますが、それは僕は絶対におすすめしません。
育毛剤とプロペシアは効果も役割も全然違います。育毛剤を使うぐらいならプロペシアを週に1回飲んでいる方がまだ効果が出ると思います。
それでいて料金は育毛剤の方が高いという。。。

プロペシアをやめるタイミング【生えたからやめるのはNG】
リバウンドは気にしなくていい。
対策もわかった。
けど、いつまでプロペシアは飲み続ける必要があるんだ?一生やらなくちゃいけないのか?ということに関して解説していきます。
AGA治療は基本的にずっと続けていかなければいけません。
「満足するほど生えたからもう治療薬はやめよう」はNGです。
治療薬をやめるとその状態が維持できず、AGAが再発してしまいます。(これがいわゆるリバウンドと言われてるものですね)
維持させるのはプロペシアの役目なので、少なくともプロペシアだけは飲む必要があります。
満足するほど生えたからやめるというのは、プロペシア+ミノキシジルをやっていた人がミノキシジルだけをやめるというのはOKです。
実際にAGAの専門クリニックでは、ある程度満足できるほど生えたらミノキシジルをやめてプロペシアのみでキープする治療を続けていくというプランを立てるところが多いと思います。

治療薬の明確なやめどきは次の2つだと思っています。
- プロペシアに代わる治療法の登場
- これ以上髪を維持しなくてもいいと思ったとき
プロペシアに代わる治療の登場
まず一つ目、プロペシア(+ミノキシジル)に代わる治療法が発明されたとき。
今ある治療法の中で最も有効なのがおそらく治療薬です。
しかし、現代は科学・医療の進歩がものすごいので、いつの日か治療薬よりも有効な治療法が発明されるかもしれない。
例えば毛髪再生医療なんかの研究が今進められていますが、それが完璧になり、一般の治療として僕らが受けられるようになれば、もう治療薬は必要なくなるかもしれません。

もちろんいつになるか分からないし、僕らが生きている間に完成するかどうかも分からないですが、それがまず一つ目のやめどきです。
あとは植毛手術を受けるのであれば治療薬は使わなくてよくなる可能性があります。
ただし、これには費用が100万~200万くらいかかりそうなので、気軽には手を出せませんね・・・。
これ以上髪を維持しなくてもいいと思えたとき
これは年齢が目安になることがほとんどだと思いますが、例えば60歳になったらふさふさじゃなくてもいいと思える人は結構いるんじゃないですか?
もしあなたがハゲを許容できる年齢になったらもう治療を続ける必要はありませんよね。
結婚して、奥さんが「ハゲていても全く気にしないよ」といってくれたときとかも、人によってはやめるきっかけになるでしょう。
そういう意味で、薄毛の治療をするほかに「薄毛が気にならない環境を作る」というのも一つのAGA対策になりますよね。
参考:【本質】若ハゲが周りにばれるのが怖い方へ、ダサいと思われない対策を教える
これらが僕が考えているやめどきです。
これに当てはまらないならば、さっき紹介した2日に1回飲むというような頻度で治療を続けていくことが現状はベストなのかなあと思います。
「継続するのは費用がきついな」という方に朗報。AGA治療は高くない
この記事を読むと、AGA治療はいかに続けることが大切かが良く分かったと思います。
でも続けるにはお金がかかる。
⇒続けなきゃいけない
⇒でも費用がきつい
⇒やっぱりやめたい
となりますよね。
そういう方にはとても朗報がありまして、さっきも少し説明しましたが「個人輸入」がおすすめです。
クリニックだとプロペシアをもらう費用がだいたい8,000円だとして、僕は今600円程度で飲んでいます。

僕の経験上、AGA治療の正解ルートは、
『クリニックに6~12カ月通う⇒個人輸入に移行』です。
参考:準備中
費用がきつくて続けられそうにないという方は、ぜひこのルートを検討してみてください。
僕のブログがお役に立てるかもしれないですし(^^ゞ
まとめ
プロペシア服用を中止したらリバウンドするという噂の真相について話してきました。
まとめです。
- リバウンドというより「本来の状態に戻る」だけだから、余計に悪化するということはない
- 治療を始めてみて、やっぱり無理だと思ったらやめてOK
- 費用がきついなら個人輸入がおすすめ
- 副作用がきついならミノキシジル+ノコギリヤシがおすすめ
- 生えたからプロペシアをやめるのはNG
となります。
結論としてはリバウンド・耐性は気にしなくて大丈夫です。
本来の状態に戻るだけなので。
でも、AGA治療を続けた方がいいのは間違いありません。
これらが怖くて治療を迷っていたという場合は、ちょっともったいないのでぜひ挑戦してみてほしいなと思います。
やってみて無理だと思ったらやめても全然大丈夫なので。
僕も以前はリバウンドが怖くて間違った治療をしてしまった人間なので、不安なのはかなり分かるんですが、やっぱり治療薬は飲んだほうがいいです。
プロペシア(+ミノキシジル)はおすすめですよ。本当に抜け毛がすっと減ります。
今ある毛が抜けないというのはものすごく安心感がありますから。

AGA治療のやり方はこの記事にすべてまとめてあります。
➔AGAの治し方を0から解説【治療歴2年の僕がデメリットも全部解説します。】
-
-
絶対に失敗しないAGA治療の始め方を0から解説【治療歴3年の僕がデメリットも全部説明します。】
※現在サイト工事中なので、閲覧できない記事があります。 こんにちは、若ハゲの幸村です。 僕は20歳の頃からAGA治療の病院に通い、AGA治療をしてきました。(この記事を書いている時点で3 ...
続きを見る
個人輸入をやりたいなと考えている方はこちらの記事を読んでみてください。
以上、参考になれば嬉しいです(^^ゞ