という方に、季節の抜け毛について解説していきます。
結論からいうと、季節の変わり目に抜け毛が増えるというのは本当です。
僕自身はAGAという抜け毛の病気で、薬を飲んで治療をしているんですが、その薬をもってしても抜け毛は増えます。
かれこれ2年以上そういった経験を繰り返しているので、体感的にもやっぱり季節の変わり目は何かあるなと確信しています。
今回はそんな僕の経験を踏まえて季節の抜け毛対策を伝えていこうと思います。
主な内容は次の2つ。
- 季節の変わり目に抜け毛が増える理由
- その対策(僕もやってる)
急に抜け毛が増えると本当に焦りますよね。
いくら季節的なものだと自分に言い聞かせてもやっぱり不安だし、怖い。
そんな方の参考になればなと思います。
目次
季節の変わり目で抜け毛が増える原因
一般的に、最も抜け毛が増える時期は
夏~秋
二番目に多いのが
冬~夏
と言われています。
これらの時期に抜け毛が増えるのは事実なんですが、実はその理由は完全には分かっていません。
いくつか説があり、どれが本当かは分かりません。(いくつかが組み合わさっている可能性も十分あります。)
特に有力な3つの原因を解説していきます。
1、環境変化による神経やホルモンの乱れ
まず、気温や環境が変わったことによるストレスによって自律神経やホルモンのバランスが乱れてしまうことが原因の一つと言われています。
ストレスや体温の調節は自律神経というものが制御してるんですが、この自律神経が乱れると血流が悪くなったり、頭皮にとってかなり悪い影響を及ぼします。
これが抜け毛の原因になると。
そう思う気持ちはかなり分かるんですが、僕は結構影響すると思っています。
というのも、自律神経失調症の人とかって、季節の変わり目になると急に体調が悪くなるとかメンタルがかなり不安定になるとかっていうことがあるらしいです。
あとは季節とは少し違うんですが、満月の日になると体調を崩す人が多かったり。
有名なところで言うと、低気圧が来ると頭痛がするという人は多いですよね。
こんな風に、一見目に見えない何かが体の奥深くに影響してくることってよくあります。
だから『季節の変わり目が自律神経を乱して抜け毛につながる』ってのも十分あると思うんですよね。
2、動物としての本能
季節の変わり目で抜け毛が増えるのは人間だけではありません。
有名なところだと、犬や猫、うさぎたちも抜け毛の時期と言うものがあります。
動物たちの場合、これは「換毛期(かんもうき)」と呼ばれます。人間で言うと衣替えですね。
動物たちの場合は抜け毛に明確な理由があって、季節ごとに毛の質を少し変えているというのが大きな理由です。
人間も動物であるため、その本能として春と秋に小さな換毛期的な抜け毛をするのではないかと言われています。
これも普通にありそうですよね。
そもそも人の頭部に毛が生えてること自体、動物としての謎の性質ですよね。(紫外線から守るためかな?)
3、紫外線ダメージによる抜け毛
これは秋に最も抜け毛が多いと言われている有力な理由です。
夏の日差しが強いときに外を歩くと、肌がじりじりと焼けるような感覚になります。
それを日焼けと呼びますが、髪や頭皮も紫外線の影響を受け、日焼けをしています。
それが秋になり、ダメージを受けた髪が抜け落ちていくということです。
夏が一年で最も紫外線の強い時期なので、夏の直後である秋が最も抜け毛の多い季節なのは納得がいきますね。
季節による抜け毛の解決策(基本的には無理です。)
以上が季節の変わり目に抜け毛が増えると言われている理由です。
でもさっきも言った通りこれは仮説なんですよね。
次は対策を紹介していくんですが、正直僕は季節の抜け毛をなくす方法はないと思っています。
↑の原因から考えるに、自分の努力で解決できるものって3番の日焼けだけですよね。
僕は2018年の夏、なるべく日差しを頭皮に受けないように、帽子をかぶる・日陰を歩く・無理な時は手で頭皮を隠すというように、徹底して日焼け対策をしてきました。
でも、そこまで効果はなかった。
もちろん日焼けで髪が抜けるのは本当だと思うし、対策するに越したことはないんですが、それでも僕の場合は抜け毛が2倍近くあったんですね。
(普段10~15本くらいのところが20~30本くらいになっていた)
だから季節の抜け毛は完全になくすことは無理。
けど、多少は減らせるかもしれないし精神的な焦りも軽減できるかもしれないから、その方法を2つ解説します。
昼夜の温度差に気を付ける
季節の変わり目は自律神経が乱れる⇒抜け毛が増えるという説をさっき話しましたが
自律神経が乱れる原因の一つに、急な温度変化というものがあります。
特に季節の変わり目は昼夜の温度差が激しいので、その両方に対策できるようにしておくのがいいです。
昼間は多少暑くてもマフラーをもって出かける。
夜は最初は少し暑いくらい布団をかけて眠る。
こういったことですね。
特に僕は布団を多少暑いかな?くらいにかけて寝るようにしてから風邪をあまりひかなくなったと思います。
体に負担がかからないので自律神経が乱れるのを多少防げるかなと。
【大事】季節の影響には逆らえないから髪を短くして精神的に健康になれ
とはいえ、何をやっても季節の抜け毛には逆らえません。
しょうがないとはいえ、風呂やドライヤーで抜け落ちた髪を見るのはつらいですよね。
すごく落ち込むし、不安だし、気にしないようにしてもどうしても数えちゃうのは僕だけではないはず。
そういう場合は髪を短くするのが結構おすすめです。
髪切っても抜け毛量は減らないんですが、抜け毛のボリュームが小さく見えます。
長髪が20本落ちてる状態・短髪が20本落ちてる状態。
どっちが多く見えるかは想像してもらえばすぐわかると思うんですが、抜け毛は目立たないほうが精神的に楽です。
抜け毛の何がきついって、メンタルなんですよね。
不安とか恐怖とか。
だからそういった悩みを少しでも減らせるように、髪を短くしてみることをおすすめします。
「季節の抜け毛⇒ストレス⇒さらに抜け毛」といった悪循環を断ち切るという効果もなくはないですし。
短髪は薄毛が目立つんじゃないかと思う方が多いかもしれませんが、むしろ長いほうが目立ちますし、不潔感を与えます。
こういったことから、だいたいみんな口を揃えて「薄毛は短髪が似合う」と言いますよ。
絶対やっちゃだめなこと⇒「抜け毛対策に育毛剤を使おう」
これはあかんですよ。
よくある育毛剤を売る切り口なんですが、意味ないです。
冒頭でも話しましたが、僕は現在抜け毛を減らす医学的な薬(AGA治療薬)を飲んでいます。
それをもってしても季節には逆らえないのだから、育毛剤ごときで対策できるわけがありませんね。
育毛剤を使うくらいなら、こちらのリアップがおすすめです。
ちゃんとした治療薬なので効果があることが証明されています。
まとめ:季節には逆らえない
季節には逆らえません。
これが結論ですが、できる努力としては、
- 昼夜の温度差に気を付ける
- 髪を短くして精神的に楽になる
となります。
季節はしょうがないので、あまり思いつめずに行きましょうね。(それが難しいんだけど(笑))
季節以前に普段から結構抜けるよって方はAGAの可能性があるので、ぜひ僕のブログを参考に、AGAという病気について学んでみてください。