という方の疑問に答えていきます。
結論から言うと、筋トレでハゲるは嘘だと僕は考えています。
むしろ、ある程度の筋肉がないとハゲが悪化する可能性すらある・・・。
この記事で分かることは次の2つ。
- 筋トレでハゲない理由
- むしろ薄毛の人は筋トレをやるべき理由
僕自身も20歳の頃から若ハゲになって治療をしてきましたが、筋トレは定期的にやっています。
筋肉を増やしてもまったく薄毛が進行する気配はないし、むしろ良くなってきている気がします。
筋トレはメリットだらけなので、やろうか考えている方はぜひ参考にしてみてください。
目次
『男性ホルモンがハゲにつながる』がそもそも間違い
筋トレをすると確かに男性ホルモンが増えます。
そして、その男性ホルモンは薄毛につながるイメージがかなりありますよね。
でも実はこれは間違いで、筋トレをして増える男性ホルモンとハゲる男性ホルモンでは種類が違うからです。
筋トレをして増えるのはテストステロンというホルモン。
それに対してハゲる原因はジヒドロテストステロン(DHT)というホルモンです。
- 筋トレ⇒テストステロン
- ハゲる原因⇒ジヒドロテストステロン(DHT)
筋トレをしたら増えるのはテストステロンです。
じゃあDHTはどうやって増えるのかというと、テストステロンが酵素と結びついた結果発生します。
なので、たとえテストステロンが増えても酵素が活発にならない限りは大丈夫ということになります。
その酵素の活発具合を決めるのが「遺伝」です。
だからハゲは遺伝すると言われるんですね。(正式名称はハゲではなくて「AGA」)
ハゲ(AGA)の仕組みはこちらの記事でも詳しく解説しているので気になる方は読んでみてください。
⇒【初心者でも分かる】AGAとは?発症の原因・きっかけを一から解説!
筋トレをしないとDHT(禿げの原因)が増えるという説がある
筋トレによって増えるのはテストステロンだから直接ハゲの原因になるわけじゃないという話をしていきました。
ここで、「テストステロンが増えるとDHTも増えるんじゃないのか?」と思うかもしれませんね。
しかし実は真逆の説があります。
テストステロンが減るとDHTが増えるというものです。
そして第二にはジヒドロステロン(DHT)の生産量増加をも引き起こしてしまう恐れがあるのです。これは、体内でテストステロンが不足した場合、それを補おうとして5αリダクターゼとの結合がさらに進んでしまうという傾向があるためです。
実は、DHTはテストステロンよりも男性ホルモンとして強力な作用を持ちます。
なので、テストステロンが減ったとき、減った分を補うために、DHTを増加させる傾向があります。
つまり、テストステロンが減るとハゲになる可能性があるんです。
テストステロンが減るとハゲにつながる身近な例
テストステロンを減少させるのは次のようなものです。
- 加齢
- アルコール
- 肥満
- ストレス
- 運動不足
- 寝不足
参考元:
これらは結構薄毛の原因にもなるものですよね。
例えば運動不足によってAGAが加速する理由は『運動不足⇒テストステロンが減る⇒DHTが増える⇒AGAが進む』というメカニズムであることが考えられそうです。
なので僕は、適度の筋トレだったらむしろ髪にとってはいいことなんじゃないかと考えています。
オマケ:テストステロンが減るとDHTが増える現象を図解してみた
テストステロンが減るとDHTが増える原理が分かりにくかった人のために図解をしています。
読まなくても大丈夫だよという方は飛ばしてください。
テストステロンとDHTはどちらも男性ホルモンの一種です。
が、男性ホルモンとしての強さはDHTのほうが上です。
分かりやすく話すために、強さの度合いを「テストステロン:DHT=1:5」としましょう。
男性ホルモンは男性にとって大切な物質なので、もしそのバランスが崩れたらそれを元に戻そうとします。
その内の★9個がテストステロンだったとします。
すると男性ホルモンの量を戻すために、人間は★の数を増やすのではなくジヒドロテストステロンの数を増やそうとします。
つまり、残ったテストステロンの内の1つをDHTに変換させます。
テストステロンが減ると、DHTが増えます。
4個テストステロンを増やすよりも、1個のDHTを増やす方が簡単だし効率がいいからです。
たった1つDHTが増えただけで男性ホルモンは元に戻りますね。(テストステロン5個分だから)
これが、テストステロンが減るとDHTが増える理由です。
難しい言葉で反比例と言われます。(この5:1と言うのは分かりやすくするために僕が勝手に作った割合です。)
なので、結論!
DHTは増えない=ハゲない!
筋肉不足でテストステロンが減ることで
DHTが増える=ハゲる!
筋トレはジヒドロテストステロンの発生原因にはならないので、全然やってもOKです。
薄毛で悩んでいる人はむしろ筋トレをやるべき(少しは薄毛改善にもつながる)
薄毛で悩んでいる人は筋トレをやるべきだと僕は考えています。
その理由は次の2つ。
- 不健康によってDHTが増えるのを防ぐ目的
- 自分磨き
①に関してはこれまで解説してきた通りで、健康な生活習慣や体づくりはDHTが増えるのを防ぐ効果があります。
ちなみに、無酸素運動だけではなくて有酸素運動もするといいと思います。(血流改善には有酸素のほうが効率的だから)
②に関しては若干精神論っぽくなりますが本気で話します。
僕も含め、薄毛の人はやっぱりハンデを背負っているんですよね。
薄毛というマイナス点を。
だからこそ、髪の見た目以外の面で自分磨きをしていく必要があると考えていまして、そのために一番効果的なのが筋トレだと思っています。
やっぱり健康な体つきをしている男性はモテるし、清潔感がありますよね。
しかも、筋トレをしていると不思議なことに、いろんなことが前向きにとらえられるようになります。
なぜか自信もついてくるし、筋トレという習慣が心の支えにもなったりするのを僕自身かなり実感しています。
家で腕立て・腹筋・スクワットやるくらいなら時間もお金もかからないので、ぜひ習慣にしていってほしいなと思います
まとめ:筋トレしてもハゲない
筋トレと薄毛(DHT)の関係まとめです。
- 筋トレをしたからハゲるというのは嘘。
- むしろテストステロンが減ると、それを補うようにDHTが増えてハゲる可能性がある
- 薄毛に悩んでいる人こそ、筋トレや有酸素運動を習慣にするべき(少しは薄毛改善にもつながる)
となります。
ちなみに、薄毛(AGAという病気)を治すためにはやっぱりDHTを根本から抑える特効薬を飲む必要があります。
健康的な生活をしても、それ以上DHTが増えるのを防げるだけなので、根本の解決にはならないですから。
AGAの原因や治療法はこちらで詳しく解説しているので、筋トレでもしながら読んでみてください。
⇒AGAの治し方を0から解説【治療歴2年の僕がデメリットも全部解説します。】
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絶対に失敗しないAGA治療の始め方を0から解説【治療歴3年の僕がデメリットも全部説明します。】
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